HAPPY BERRY

うみのDIARY

日々思ったこととか

Arc-V感想 その2

2期:シンクロ次元

1期の最後らへんから、急に「決闘に負けた人がカード化」「次元を超える」「記憶消去」という超テクノロジーが出てくるので「それはありなのか……」と首をかしげはじめ。
特に「人がカード化する」という技術については、イコール「死」みたいな深刻さで描かれているものの、特に「カードから人に戻す」ことについては研究・解決を試みてる様子も無く結果も出ず。
まあそこは!ゼアルで「世界は一枚のカードから始まった」を肯定する世界観だし。GXでも「財界・政界・カード界」で世界ができているみたいですし。 
本当は「キャラ死亡」としたかったところ、ホビアニ配慮で「カード化」としたのかなと納得しましたが。
でも後々で「カードから人に戻すことはできる」「なに…!!!?」みたいな展開があるんですよね。
民衆が散々カード化されて苦しめられていたエクシーズ次元のクロサキやユートも、人をカード化するデュエルディスクを使って、そのくせカードから人に戻す方法を知らないってのはやっぱり違和感が残りました。普通だったら敵が使ってきたそんな技術は自分たちも使おうとは思わないんじゃないかなあ……                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                       

それはさておき、シンクロ次元の話。

主人公が閉じ込められてすべてを拒否して「俺は認めない!」「出せー!!!」「でもでもだって!!」って言ってる時間が長すぎた……!!さすがにもっと行動してほしかった、主人公なら。
テーマを掘り下げるためにわざとアンチキャラを出して、エンタメデュエルの在り方に疑問を呈するのはわかるんですよ。(私も最初から疑問に思っていたのでアンチ派に共鳴してしまった)
でも主人公が決闘相手との対話とか、いろんな決闘の在り方を拒否するシーンが多くて。
結局、自分の事しか考えない子供の駄々だなあ……とか、そんなエンタメが通じるのは富裕環境下だけで、明日の食べる物にも困るような劣悪な環境ではエンタメなんかしている場合ではないんじゃないかとか、そんな感想ばかりが出てきてしまいました。
シナリオライターの方、もうこのあたりで既に「エンタメデュエルの正当性」を演出するのは無理だってあきらめが入ってきてない?
途中、主人公アンチの演出が多すぎて、「主人公にヘイトを集めて何がしたいんだ……?」って思いましたよ。

ゲストは5D`sのジャックとクロウで、もう大人なので、主人公に対しては子供扱いというか、めちゃくちゃお膳立てしてくれたなあという感想。
主人公の扱いが酷いとかいう話をあちこちから聞いたんですけど、演出が酷いって話だったのかな。キャラクターの言動を見た限りでは、私の目には周囲の大人たちが全力で主人公をヨイショしようとしているようにしか見えませんでした。
だって、最終的には何も解決していない(エンタメデュエルの在り方については全く改善されていない。強いて言えば対戦相手とちゃんと会話しろって諭されたくらい。父親の言葉を借りるなと言われたのにレディース&ジェントルメンをやめない)のに、いつの間にか主人公が英雄視され、アンチの人たちも手のひら返して主人公賞賛側になりましたからね。
子供の駄々を押し通して「世界を救った」と言われてもなあ。
ジャックとセルゲイの決闘でもちゃんとみんな盛り上がってたし面白い決闘だったので、それでも良かったのでは?セルゲイは駄目で主人公が英雄になったのがどうも解せないなと思いました。
シンクロのキングがジャックなのだから、シンクロ次元の人たちはジャックを誇りに思っているはずで、それに対する他世界から来たポッと出の遊矢をみんなが応援する流れはちょっと無理があるんじゃない?本来はアウェーじゃない?
そんな疑念がずっとついていたので、「スマイルワールド」のカードって洗脳効果でもあるのかな、って思っています。そう思わないと納得できない。

「決闘は楽しいものなんだ!!」とエンタメデュエルを語る主人公の言葉にもっと説得力が欲しかったなあと思うのだけど、そもそも舞台設定として、決闘のモンスターが質量を持ち、兵器として使えてしまう世界だからなあ。
……漫才デュエルの正当性を戦場で主張しても全然心に響かないのが当たり前なのでどうしようもないですね。

1期のころからたびたび感じていたのだけど、私が盛り上がるところと、作中のギャラリーが盛り上がるところが全然合わないです。
私が「わー、面白い!!」と思っていても作中ギャラリーがブーイングしていたり、作中ギャラリーが拍手喝采していても私のテンションがダダ下がりだったりするところがあって、地味にストレス。

個人的にいちばん盛り上がったのが、脱獄回。
やっぱりなんらかのアクションを起こして行動しているキャラはすかっとする~!ここでクロサキの評価が爆上がりしました。フィジカル強すぎる。
そして次に好きだったのがセルゲイ回。ついでにセルゲイを制御しきれていないロジェも。
シンクロ次元は主人公が行動しないせいで進みが遅く、閉塞感がすごかったんですけど、セルゲイとロジェのおかげで乗り切れました。それくらい良いキャラでした。

フレンドシップカップは、参加者少なすぎて、「一世一代、成り上がりのチャンスかつ大人気コンテンツ!!」っていう設定が死んでる……と思いましたが。5D`s本編みたいに長くやられても困るし。十分長いし……というかこの後の次元のことを考えたらもっと短くまとめるべきだったのでは?と思いましたが。
相変わらずキャラは好きでした。
主人公以外のキャラはそれぞれ成長したと思うし、そこは素直に感動しました!

続く
#アニメ感想

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